この記事は前回の記事の続きです。
休職期間に入って、病院で診察も受けて食べられるようになってきました。
しかし、ご飯を食べるようになって体力がついていくともともと働いていた分の体力が戻ってくる。そうすると眠れない日が続いていた。
布団に入って目を閉じても、頭の中では仕事のことや人間関係のことが次々に浮かんできて、気がつくと時計の針が午前3時を過ぎている。
眠れないと「早く寝なきゃ」と焦ってしまい、余計に眠れなくなる。そんな悪循環が続いていた
最初のうちは、「そのうち眠れるようになるだろう」と思っていた。
でも、1日、2日、3日と経つうちに、寝付けないまま朝を迎えてどんどんつらくなっていった。
日中も集中できず、些細なことでイライラしたり、気持ちが沈んでしまったり。
このままではよくないと思い、思い切ってメンタルクリニックで先生に相談してみた。
診察では、先生が丁寧に話を聞いてくれた。
自分でもうまく言葉にできなかった不安や緊張の気持ちを少しずつ整理しながら話していくうちに、少し心が軽くなった。
先生からは「眠れないことは珍しいことではない」と言われて、ほっとした。
生活リズムを整えることや、寝る前にスマホを見ないようにするなど、できる範囲の工夫を教えてもらった。
睡眠を補助する薬を処方してもらい、工夫も実践してみた。
部屋の照明を落として、寝る前には好きな音楽を小さな音で流す。
それだけでも、気持ちがゆるんで、以前よりも落ち着いた気分で布団に入れるようになった。
無理せず寝たいときに寝るようにする。
それでも寝付けない日が続いたため、翌週には別の睡眠を補助する薬に変えてもらった。
すると、少しずつ体に合ってきたのか、以前より自然に眠れる日が増えてきた。
まだ毎日ぐっすり眠れるわけではないけれど、焦らず少しずつ整えていこうと思っています。




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